ウクライナ侵攻

ウクライナ侵攻

末期的?ウクライナの現状

第一、欧米からの支援の停滞 第二、砲弾・弾薬の不足。 それで、ロシアからのドローンやミサイル攻撃を防ぎきれなくなっています。 第三、兵員の不足。 第四、政権内の不和。 ザルジニー氏やダニロフ氏他の解任。 第五、稚拙な作戦。 戦争は、陸海空を...
ウクライナ侵攻

点の攻撃よりも面の掌握 戦争の原則

共同通信が4月5日に配信した記事、「無人機の攻撃範囲拡大へ ウクライナ国防省」から引用します。もっとも、短いので、全文を引用します。 「【キーウ共同】ウクライナ国防省情報総局のユソフ報道官は4日、ロシアにある石油関連施設への無人機攻撃を今後...
ウクライナ侵攻

対ウクライナ支援 ヨーロッパの憂鬱

4月4日に配信されたCNNのニュース、「NATO、ウクライナ支援強化に向けた選択肢検討 背景にトランプ氏再選への懸念」から引用します。 「北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、あらゆる選択肢を検討してウクライナに向けた長...
ウクライナ侵攻

ウクライナ侵攻の大局観

2月26日のヤフー記事投稿欄の、某氏のコメントから引用します。 「ウクライナは同じ元ソ連でありロシアと国境を接している。そんなウクライナがNATOに加盟しようとしたらプーチンからしたらおもしろくないに決まってる。それどころかウクライナに米軍...
ウクライナ侵攻

ウクライナもパレスチナも戦えば戦うほどジリ貧になる

1.ロシアによる北海道侵攻はあるか 今年1月の、ヤフー記事のコメント欄からの抜き書きです。 「ウクライナが敗戦すれば次は、どこをねらうのでしょうか。日本かヨーロッパか。いずれにしても、ウクライナは降伏してはいけません」「ウクライナへの支援は...
ウクライナ侵攻

ウクライナの劣勢は米共和党の責任か

ロシアの侵攻を防御しようとするウクライナ軍は、かなり前から砲弾不足、兵員不足が指摘されていましたが、ここにきて砲弾不足が深刻になり、2月17日ついにドネツク州の要衝アウディイウカから撤退することになりました。 「ウクライナのクレバ外相は20...
ウクライナ侵攻

ウクライナが勝つにはどれだけの支援が必要か

1.現状 今日現在、アメリカと欧州連合(EU)の、ウクライナに対する支援は、塩漬け状態になっています。 アメリカでは、下院で過半数を占める共和党の反対で、追加支援予算614億ドル(約8.9兆円)が議会を通過できなくなっていますし、EUでは今...
ウクライナ侵攻

ウクライナ侵攻の目的とその優先順位

一昨年(2022年)9月24日、ニューヨークの国連本部での記者会見で、ロシアのラブロフ外相は発言しました。「プーチン大統領が2月24日に発表したことを、もっと頻繁に、気をつけながら読むといい。そこに全部書いてある。読めばわかる」(1)なぜロ...
ウクライナ侵攻

ウクライナはロシアに勝てると思っていた!?

昨年11月1付英エコノミスト誌の記事によれば、ウクライナ軍の総司令官ザルジニー氏は、昨年6月4日の反転攻勢開始の時点で、「『反転攻勢が上手く行く』と信じていた」という(1)。ん!? 昨年3月における、習近平氏の侵攻後初の訪露は、一年以上戦争...
ウクライナ侵攻

私見 ウクライナ侵攻の理由

どこの国も、自国が受ける安全保障上の脅威に対しては敏感ですが、他国のそれに対しては鈍感です。小国・弱国は自国の安全が脅かされても、なすすべもなく手をこまねいているしかありませんが、大国・強国はそれに対処しようとします。時に過剰なまでに。 ア...