ハマス・イスラエル紛争

ハマスは目的を達成しつつあるか

1.ロシアは目的を達成しつつある 一昨年2月24日、ロシア軍はウクライナへ侵攻しました。その目的については、同日プーチン大統領がテレビ演説で公言しています(1)。「ドンバスで起きている悲劇的な事態」と「ロシアの重要な安全保障問題」に対処する...
ウクライナ侵攻

ウクライナもパレスチナも戦えば戦うほどジリ貧になる

1.ロシアによる北海道侵攻はあるか 今年1月の、ヤフー記事のコメント欄からの抜き書きです。 「ウクライナが敗戦すれば次は、どこをねらうのでしょうか。日本かヨーロッパか。いずれにしても、ウクライナは降伏してはいけません」「ウクライナへの支援は...
ウクライナ侵攻

ウクライナの劣勢は米共和党の責任か

ロシアの侵攻を防御しようとするウクライナ軍は、かなり前から砲弾不足、兵員不足が指摘されていましたが、ここにきて砲弾不足が深刻になり、2月17日ついにドネツク州の要衝アウディイウカから撤退することになりました。 「ウクライナのクレバ外相は20...
未分類

再生 いけまこ主義

六年前の、2018年3月にブログを始めました。途中、何度か休止したものの、ぽつりぽつりと投稿文を書き、公開していました。 ところが、昨年11月投稿文を書こうと、ブログの管理画面に入ろうとしたところ、入れません。ん?「いけまこ主義」で検索して...
平和論

大国・強国は自国の安全保障に関しては積極的に対処する

一昨年2月24日から始まったロシアのウクライナへの侵攻にしろ、昨年10月7日ハマスによる攻撃に対してイスラエルが行っている掃討作戦にしろ、世の多数派の意見とは異なって、私は両国とも、自国の安全保障のための行動であると考えます。 前者に関して...
ハマス・イスラエル紛争

誰がイスラエルの人質を取り戻しハマスを掃討すべきなのか

1.現状 昨年10月7日、パレスチナ・ガザ地区のイスラム(テロ)組織ハマスは、イスラエルへ向けて数千発のロケットを発射し、あるいは、その戦闘員は国境を越えイスラエルに侵入し、イスラエル人及び同国に滞在中の外国人を、千名以上殺害し、二百人以上...
ウクライナ侵攻

ウクライナが勝つにはどれだけの支援が必要か

1.現状 今日現在、アメリカと欧州連合(EU)の、ウクライナに対する支援は、塩漬け状態になっています。 アメリカでは、下院で過半数を占める共和党の反対で、追加支援予算614億ドル(約8.9兆円)が議会を通過できなくなっていますし、EUでは今...
平和論

戦争の善悪論は

ラ・ロシュフコーの『箴言』は、次の言葉で始まっています。 「われわれの美徳は、ほとんど常に、仮装した悪徳にすぎない」(注) これを、私なりに国際政治に適用すると、 「戦争の善悪論は、ほとんど常に、仮装した権益論にすぎない」 となります。もっ...
平和論

戦争における野蛮と無謀

次のような名言があります。 力なき正義は無力である。正義なき力は暴力である。 この名言は、日本の武道家であり、少林寺拳法の開祖宗道臣氏(1911-1980)の言葉だという。そして、これは個人に関することから、社会や国家に関する事柄にわたって...
ハマス・イスラエル紛争

なぜハマスはイスラエルを攻撃したのか

クラウゼヴィッツの名言に、「戦争とは他の手段をもってする政治の継続である」というのがあります。 この点はテロリズムだって同じでしょう。テロも、「他の手段をもってする政治の継続」です。すなわち、両者とも、「政治の継続」であり、政治の一部です。...