ウクライナ侵攻の原因と結果

目次

原因

1)昨年2月24日、ロシアはウクライナへ侵攻した。

2)ロシアの動機が、侵攻の原因である。

3)ラブロフ露外相は、昨年9月の国連本部での記者会見で述べた。

「プーチン大統領が2月24日に発表したことをもっと頻繁に、気をつけながら読むといい。そこに全部書いてある。読めばわかる」

4)ラブロフ外相の発言から分かるのは、2月24日の侵攻直前に、プーチン大統領がテレビ演説で述べたことが、ロシアの動機であるということである。

5)ロシアの動機を知らずに、侵攻の理非曲直を論じることができるのでしょうか?

6)プーチン氏は合理主義者だという。たぶん、そうであろう。
だから、彼が演説で述べていることは、本心であり、本気である。

7)ロシアが領土的野心からとか、プーチン氏が病気のために正常な判断力を失っているから、ウクライナへ侵攻したなどという説は、ナンセンスである。

結果

1)戦争は正しい側・善の側が勝つわけではなく、強い側が勝つ。

2)勝敗が決まる戦争もあれば(ベトナム戦争)、決まらない戦争もある(朝鮮戦争)。
ウクライナ戦争の結末は如何に?
どちらかと言えば、後者の形で終わりそうである。

3)何れにせよ、戦後新たな国境線が引かれるだろう。