昨年2月24日、ロシアはウクライナへ侵攻し、3月4日ロシア軍はウクライナのザポリージャ原発を占拠しました。それ以来、同原発はずっとロシア軍の支配下にあります。
3月4日の占有以来、メディアでは、ロシア軍がザポリージャ原発を攻撃しているとの報道が何度もなされましたし、同原発を相手側が攻撃していると、ウクライナとロシアの双方が主張しているとの報道もありました。
けれども、今年の1月31日、ネットにニュース記事が掲載され、そこには、次のような記述があります。
「ウクライナは、ロシア軍が(ザポリージャ原発の)敷地内に大型兵器を保管しており、ウクライナ軍が原子炉に直撃するリスクなしで反撃できないことを知りつつ攻撃を行うための隠れみのに原発を使っていると繰り返し非難している」(注)
ウクライナが、「繰り返し非難し」ているのは、いつからなのでしょうか。
これまでの報道では、ロシア軍がザポロージャ原発を攻撃しているとされていましたが、もし昨年のロシア軍による同原発の占拠以来なのだとしたら、西側の報道機関がずっと嘘をついていたことになります。
それとも、最近になって、ウクライナ側が主張を変えたのでしょうか。
何れにせよ、この記事から、昨年10月11日に公開した「誰が原発を攻撃したか ウクライナ侵攻」での予想が正しかったことが分かりました。
(注)
https://www.cnn.co.jp/world/35199355.html
【追記】
ザポリージャ原発に対する攻撃に関して、昨年9月6日に下のような好記事が公開されていました。
https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/44488.html