ドイツのメルケル前首相は、昨年12月7日ディ・ツァイト紙のインタビューで、発言しました。ネット記事から、引用します。
「メルケル氏は『2014年のミンスク合意は、ウクライナに時間を与えるための試みだった。ウクライナもこの時間を利用して、ご覧のように、強くなった。2014年から2015年のウクライナは、現在のウクライナではない』と述べた。
メルケル氏は、『ミンスク合意』の参加者すべてがウクライナ紛争は一時的に停止しただけであり、問題そのものは解決されていないことを理解していたと指摘した。同氏はまた、ミンスク合意が発効していた間に北大西洋条約機構(NATO)の加盟国が現在と同じようにウクライナを支援していた可能性があるとの見方を示した」https://sputniknews.jp/20221207/14138285.html
メルケル氏のこの発言は、本当のことです。
同氏の発言から、ロシアによるウクライナ侵攻は、昨年2月24日に始まったのではなく、実質的には、それ以前から始まっていたというのが分かります。