遅ればせながら、9月26日に破壊されたノルドストリームについて、少し述べます。
11月22日に配信された、讀賣新聞のオンライン記事「『海底の9・11』か、ガス漏れパイプラインの区間にクレーター・・・TNT爆弾使用の可能性」のコメント欄に、ninというネームの人が書いています。
「いまだにヤフコメでは根本的に勘違いしてる人がいるけど、これ『ロシアの外貨獲得を支えているロシアのパイプライン』だからね。
ロシアがこのパイプラインを止めたければ元栓閉めればいいだけな上に閉めたらロシアの財政が干上がる。壊されて困る筆頭がロシアなのよ。
んで、購入者であるドイツも考えにくい。(以下略)」
ノルドストリームがロシアとドイツを結び、ロシアの収益と、ドイツ他のエネルギー需要を満たしている点、犯人はロシアとドイツ以外のどこかの国または組織(ロシアの反体制派を含めて)だと考えるのが自然です。そして、露独以外の、そのような破壊工作を行う能力を持つ国等だと考えられます。
ノルドストリームを破壊したのはロシアなどという人たちは、余程反露感情に駆られているのでしょう。しかし、そう言うのなら、何らかの証拠、は無理にしても、ロシアが破壊するに足るだけの合理的な理由(不合理な理由を挙げる人はいますが)を示して欲しいものです。
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