北東アジア核兵器地帯構想

迂闊でした。
北朝鮮の核やミサイル開発は、対米対韓対日のためにやっているのだとばかり考えていました。が、某氏の、今年1月1日付のブログ記事を読んで、今更ではありますが、対支対露のためでもあるのに気がつきました。

北朝鮮は、独立(対支対露対韓対日対米)と体制維持のため、核・ミサイルの開発を続けています。考えてみれば、同国の行動は、日本に向けられた匕首(あいくち)である朝鮮半島を、支那とロシアから守ってくれている面もあります。日本が日清、日露戦争をたたかわざるをえなかったのは、その短刀を支那やロシアに渡すわけにはいかなかったからでしょう。

米露支、そして日本もそうですが、朝鮮半島の周りは大国ばかりで、北朝鮮であれ、韓国であれ、統一韓国(朝鮮)であれ、核兵器を持ったとしても戦争はできません。この点、日本も同じです。

わが国は、北朝鮮の独立の気概を少し見習ってはどうでしょうか。対米同盟強化を通じての核武装化が、その近道だと思います。

台湾も含めて各国が、核兵器を保有しているけれども、平和を維持している、そのような北東アジアを目指すべきだと考えます。