「北朝鮮の非核化」という悪夢

6月12日、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長はシンガポールで、米朝初の首脳会談を行いました。共同声明には、「北朝鮮は朝鮮半島の完全な非核化に向け努力することを約束する」とあります。しかしその後、北朝鮮による「朝鮮半島の完全な非核化」は進んでいません。

わが国の左派も右派も、非核化について諸手を挙げて歓迎しています(あれ?一部の左派は片手しか上げていない?)。しかし、それは手放しで喜ぶべきことなのでしょうか。

北朝鮮が核武装を断念すれば、東アジア近辺は米露支は核兵器保有国に、日韓朝は非核保有国になり、それが固定化されます。ということは、日韓朝は米露支に生殺与奪の権を握られてしまいます。はたしてそれで良いのでしょうか。

そもそもなぜ北朝鮮の核兵器保有を認めることができないのでしょうか。同国が非民主的な国だからです。
ラングーン爆弾事件や大韓航空機爆破事件のようなテロを行う国、天安沈没事件や延坪島砲撃事件のように他国を突然攻撃する国、国際社会の非難にも拘らず核兵器開発やミサイル発射を繰り返す国、国家の実質的なトップが他国で公然と異母兄を毒殺する国、要するに狂犬みたいな国家だからです。

もし北朝鮮が普通の民主国なら、たとえばロシア、中共、北朝鮮、韓国が、各々ヨーロッパの、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギーのような国だったなら、核保有をさほど憂慮する必要はないでしょう。
しかし、ロシアも中共も北朝鮮も民主国家ではありませんし、近い将来民主化する可能性もありません。そして、日本はそのような諸国に囲まれています。

とするなら、わが国は独立と安全を維持するために、何らかの方法を考えなければなりません。
日本はアメリカとの同盟強化を通じて、核武装化を目指すべきだと思います。

勿論、現時点で米国がすんなりそれを認めることはないでしょう。しかしこの先、露支はさらに台頭し、アメリカの力は相対的に低下するかもしれません。米国がわが国の核武装に半永久的に反対するとは限りません。インドの核武装も徐々に容認の方向へむかいました。

わが国は北朝鮮の、あるいは統一韓国(朝鮮)の核保有を認めて良いと思います。その上で、日本も核武装すれば良い。
その方が、東アジアの平和に資すると思います。

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