ミミズと世界の真理

ミミズには目も耳もありません。そんな彼らが、将来世界の真理を把握するに至るようなことがありうるでしょうか。自動車に轢かれたミミズは、今自分に何が起こったのかさえ理解できないでしょう。
科学者は日夜研究を続けています。自分たちは宇宙や世界の真実を解き明かせると信じています。しかし、ミミズ同様、人類も真理を解明するのに必要な、ある種の感覚器官が決定的に欠けているかもしれないのです。
ミミズにしろ人間にしろ、自己の認識能力に応じた「真理」しか、捉えることができません。

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